ナースでもうつ病になる、その原因はどんなものがありますか

ナースだってうつ病になるんです!その原因はどんなものが?

病気やケガをして、弱った心や体も持つ患者を癒してくれるナース。どこかに不調をかかえた者には、やはり頼れて信頼できる人が必要でしょう。ナースは、もっとも頼りにできる身近な医療従事者です。ともすれば、ドクターには伝えづらい、ドクターにこんなことを言ってもいいのだろうかとためらってしまいがちな患者さんたちを受け止めることが多いのがナースでしょう。

しかし、そんな医療の重要な柱であるナースにも、うつ病が増えているのです。うつ病は、最近では多くの人からその存在を認知されるようになり、「心の風邪」と呼ばれるくらいに「誰でもかかってしまう可能性のある」ものということがわかっています。うつ病にならない為には、まずはナースの多くがどういったことが原因でうつ病にになってしまったかを認識することです。そして、そういった状況に身を置かないようにすることです。それでは、どういった原因でうつ病が発生しているのかみていきましょう。

最も多いと言われるのが、「人間関係」です。みなさんも思い当たるふしがあるかもしれませんね。なんといっても、ナースは女性が圧倒的に多いものです。女性同士というのは、気が合えば大変仲が良くなり、仕事上の間柄であれば、よい協力関係が築くことができるものです。ただし、些細なことで険悪になったり、単純にソリが合わないということで反目しあったりもあります。必然的に、ねたみ・嫌がらせも出てくることになります。総合病院など、夜勤も含まれるような勤務形態ではよりその傾向が強まるようです。

また、ドクターとのかかわりもストレスになる場合があります。なかには、ナースたちに高圧的であったり、指示が独善的でわかりづらいのに聞き返せないようなドクターも多数見受けられます。患者においても、穏やかにものごとを聞いてくれる人ばかりではありません。彼らなりに、病気やケガでストレスをかかえているのかもしれません。そして、それをナースにぶつけてしまうことも少なくはありません。

このような、人と人との関わりがあまりに重圧であるとストレスが蓄積され、うつ病の原因となってしまうでしょう。

他に、勤務体系の厳しさがあるでしょう。特に総合病院などの夜勤がある場合は、当然ながら身体的にも負担がかかります。慣れてくるとはいえ、人体は本来、夜間は就寝するようできあがっているものですから、それに逆らって生活するというのは気付かないうちにストレスを蓄積させているでしょう。

先に、「うつ病の原因になる状況には身をおかないようにする」とのべましたが、多くのナースにとってそれはできない相談かもしれません。せっかく夢の看護師免許を取得し、勤務先を得たのに・・・と思われるかもしれません。しかし、「心の風邪」などという軽いようなネーミングに反し、体にも重篤な不調をきたしたりします。そして、数か月、場合によっては数年にわたって休職しなければならない場合もあるのです。

ナースは、日本での必要とされるその人数に対し、少ないと言われます。うつ病のせいで、貴重な戦力が休まざるをえないとは、ナース本人にも、医療行為を必要とする患者たちにも大変にもったいないことではないでしょうか。勤務先でのストレスが大きく、うつ病になりかねないようであれば、転職も含めて状況を打開する方法を考えてはいかがでしょうか。