日本のナースの数の現状

日本におけるナースの数の現状!

近年、医師や看護師の数が不足していると言われています。大都市には個人病院など集中していても、医療がもっとも必要とされる高齢者が多く居住する過疎地には医師・看護師も不足しているということも問題となっています。

2010年の記録では、人口千人あたりにつき10.1人の看護師がいると出ています。OECD諸国34カ国中、11位と真ん中あたりの水準であるようです。しかしながら、日本の人口ピラミッドから考えると、周知のように高齢化社会のために医療を必要とする世代が大変多いのです。先進国の中でも高齢化のレベルは最高となっており、医療サービスを必要とする人口を考えると、ほかの国に比較しても明らかに看護師数は少ないのです。

日本国内で2008年末に実際に就業している看護師の数は87万7千人となっています。また、男性の占める割合は看護師で5.1%、准看護師で6.2%となっています。2010年末に就業している看護師数は95万3千人で、2008年と比べますと、7万6千人増加しています。また男性の占める割合は看護師で5.6%、准看護師で6.3%とわずかながらに増えています。景気の悪化から、確実に就業できる堅実な資格として注目されているせいもあるのでしょうか。医療を志す人、従事する人が増えるのは大変頼もしく喜ばしいことですね。

現実的に、医師・看護師とも人数が不足しており勤務状態が過酷になっています。総合病院などの交代制勤務のある職場では、夜勤の担い手が少なく、連日夜勤をすることになるケースもあるようです。そういった労働環境の悪化から、看護職を諦めて退職してしまったり、妊娠・出産を機会に復職しないといったことが多いようです。せっかく国家資格を取得しても、環境が悪くては安心して働き続けることは困難です。環境、待遇改善のためにも、もっと看護師の絶対数が増えてほしいものですね。