看護士の予防接種は違反か?

看護士が予防接種をしたら法律違反?

看護士さんにインフルエンザの予防接種をされた!法律違反では?という質問をインターネット上でみかけることがあります。

あれ?そうだったの?と思うほど、注射を看護士さんがするのは当たり前の行為に見えますよね。実は皮下注射や静脈注射などの医療行為を看護士が行うことはまったく合法的です。ただ注射の中でも、動脈注射は、徹底した安全管理が必要になりますので基本的に医師がするべきでしょう。法律的に‥ということになると少しあいまいなようです。解釈の仕方という側面もあるでしょう。病院によってはすべて看護士が行っているところも現実的には多いかもしれませんし、回数をこなしている分看護士の方が絶対に注射は上手だと思います。

現実的には外来ならばともかく、病棟で定時の注射や採血などをその都度医師が回って行うのは無理があるでしょう。ですから「看護士が予防接種をしたら法律違反?」に対する答えは、「全然法律違反ではありません!」ということになりますね。

厚生労働省の実施要綱を読む限りでは、医師をはじめ看護師・保健師そして補助員など必要人員がいて、医師の適切な指導のもとに各人員が責任を持って業務を遂行する。といった内容になっています。つまり医師がその場にいて、医師の指示があれば看護師が予防接種を行うことは可能であるという結論に達します。

予防接種には予期せぬ危険が伴う場合も多くある。アナフィラキシーショックやけいれんなどの症状がみられた場合は、すみやかに医師が適切な処置のできる体制であればいいということになります。